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三上麗の学歴や経歴|READY BOXのはじめての生理準備BOXとは?

今回は、一般社団法人「 READY BOX 」の代表をつとめる三上麗(みかみうらら)さんの学歴や経歴など、三上麗さんに関する情報やREADY BOXの立ち上げから、「 はじめての生理準備BOX 」をプロデュースするまでのエピソードについてご紹介させていただきます。

「はじめての生理準備BOX」って何?と、思われた方、本文で詳しく説明させていただいているので、もう少しお付き合いください^^

今現在三上麗さんは、20代の若手起業家として各方面で注目されていて、今年に入ってからテレビやネットなどでも度々とりあげられています。

三上麗さんは、とにかく行動力がすごい方で、「やりたい」と思ったことは絶対に諦めず、最後までやり遂げます。

例えば、高校生のときに英語を習得するためにアメリカへ留学、大学生のときにはドイツに留学し、インターンとして地元の企業で働いています。

こうした経験が社会に出てから大いに役立ちます。

事実「はじめての生理準備BOX」のアイディアを思いついてから、READY BOXを立ち上げ、商品化するまで一年程度で実現しています。

思い立ったらすぐ動く、そんな三上麗さんの姿勢に共鳴するかのように、周りを巻き込みながら自分の願望を次々と叶えています。

それでは、早速三上麗さんのプロフィールからご紹介させていただきます。

三上麗さんのプロフィール

三上麗さんは、高校生のころすでに起業することを夢見ていたようです。

三上麗さんの学歴について

三上麗さんは、2013年に東京都渋谷区にある國學院高等学校に入学しています。

詳しい生年月日が公表されていないのですが、逆算して考えると三上麗さんの年齢は、24歳~25歳(2022年6月現在)だと思われます。

 

三上麗さんの高校生の頃の夢は世界的な看護師になること

高校生のときに「将来は、国際的に活躍する看護師になりたい」という夢を抱きます。

「世界をまたにかけて活躍するには、絶対に英語が必要だ」という思いから、両親を説得して高校三年生のときにアメリカに留学します。

当地では、アジア系は三上さんだけだったため、アメリカではじめて「マイノリティとしての自分」を意識しながら生活します。

 

留学中に様々な社会問題を意識する

アメリカ滞在中に貧困問題、ジェンダーギャップ(男女格差問題)、環境問題など様々な社会問題に対する意識が芽生えたそうです。

そして、看護師になる夢を持ちながら、NPO法人を立ち上げて、自らも社会問題に取り組む活動に興味を持ちます。

大学入試2ヶ月前に帰国し、学校側から勧められた4つの大学のうち、経営学部がある立教大学(経営学部国際経営学科)を受験し、見事合格して2014年に入学し、2018年に卒業しています。

 

三上麗さんの経歴について

三上麗さんは、大学に入学してから積極的に社会問題に取り組む活動を行います。

大学2年のときに、日本国内の人身取引被害者支援を行うNPO法人「ライトハウス」にてインターンとして約半年間活動します。

大学3年のときにドイツに本社を持つ電子テクノロジーメーカー「TRUMPH huttinger」のセールス部にインターンとして3ヶ月勤務します。

日本人とドイツ人の仕事に対する認識の違いに度々驚かされたそうです。

また、大学4年のときに世界で活躍できるリーダーをめざす学生のためのビジネスコンペティション であるユニリーバ・フューチャーリーダーズ・プロジェクト「マーケティング特別賞」を受賞します。

大学卒業後の2018年に新卒で障碍者向けに就職支援や学習支援などを行う「株式会社LITALICO」で指導員(インターン)として勤務します。

同社にて三上麗さんは、発達障害をもったお子様の授業プランニング等を担当されていました。

同社を退社した後しばらくフリーランスのベビーシッターとして活動します。

2020年8月に「はじめての生理BOX」のプロトタイプを製作します。

2020年10月に任意団体として「READY BOX」の活動がスタートします。

2021年5~6月にクラウドファンディングで資金調達に成功し、同年秋にREADY BOXのECサイトをオープンし、現在に至ります。

起業後は経営だけでなく、企画開発、営業、広報など、ほぼ全ての業務に携わっています。

三上麗さんの結婚歴・離婚歴について

今現在、三上麗さんは、彼氏(パートナー)はいますが、結婚はしていません。

これまでずっと独身なので、結婚歴も離婚歴もありません。

 

三上麗さんがREADY BOXを立ち上げた理由

一般社団法人「READY BOX」は、性被害の啓発活動やポップでおもしろい世界観を大切にしながら、性教育を子どもたちに届ける活動をしています。

三上麗さんは、自身のことを「性教育活動家」と呼んでいます。

そんな三上麗さんが性教育に興味を持って、READY BOXを立ち上げるまでのエピソードを以下のとおりまとめさせていただきました。

 

高校生の時に三上麗さんは性被害を受ける

三上麗さんはが性教育に関心をもつきっかけとなったのは、高校二年生のときに当時交際していた彼氏から受けた性被害です。

三上麗さんから別れ話を持ち出したところ、お相手が激昂して無理やり性行為をされることに。

しかし、当時の三上麗さんは、「嫌だ」という意思表示で相手がすべてを否定されたと思ってしまうのではないかと不安だったため、拒絶することができませんでした。

しばらくの間Iといってもかなり長い間)、夜眠れなかったり、食事もとれなかったりするなど、情緒不安定となり、心に深い傷を負うこととなりました。

当時まだ三上麗さんは、高校生だったため、しっかり相手に「NO」とつたえるために大切なのは自分の意思であること、そして、自分の意思を一番大事にしてほしいと誰かに教えてもらいたかったそうです。

そのときに性教育の重要性を痛感したのでしょうね。

そうした性教育を受けていれば、自分を大切にして、相手を大切にすることが自然とできるようになり、性被害など性に関する様々な問題も解決するのではないかと、思われたようです。

 

海外で性に対する認識が一変する

その後アメリカとドイツに留学したさいに現地の開かれた性文化に触れたことにより、性に対する認識が大きく変わったようです。

特にドイツでは日常的に性について話し合われたり、セックストイのCMがテレビで普通に流されていたりする姿を目の当たりにしたことが、大きく影響しています。

そして、大学在学中に性被害者を支援するNPO法人でインターンとして働いているときに日本でも性教育の重要性を再び痛感したそうです。

 

ついにREADY BOXを立ち上げに動く

そして、「性暴力の被害者も加害者もいなくなる社会をつくりたい」という思いから、「READY BOX」を立ち上げます。

最初は一人で活動していたそうなのですが、三上麗さんの活動に賛同する人たちが一人二人と増えていき、2021年に「READY BOX」は一般社団法人として認可されます。

三上麗さんが日本初となる「 初めての生理BOX 」をプロデュースした理由について

三上麗さんは、子どもと保護者に向けた性に関する取り組みに着手すべく、海外の性教育に関するプロダクトやティーン向けのアイテムなどを調べるうちにイギリス発の『First Period Box』(初経を迎える前後の女性に向けたアイテムセット)に出会います。

「私がやりたいのはこれだ」という思いから、日本版『 生理準備ボックス 』を作るために「READY BOX」を立ち上げて出来たのが日本発の「初めての生理BOX」です。

三上麗さんは、2021年にクラウドファンディングなどを使って「READY BOX」の活動を本格化させるために必要な資金を手にします。

同年秋にREADY BOXのECサイトを立ち上げ、念願だった「初めての生理BOX」の販売をスタートします。

初めての生理BOXは、ナプキンやタンポン、布ライナーなどの生理用品やポーチ、石鹸、生理について学べるブックレットなどが入っている初めての生理準備ボックスです。

初めての生理BOXは、ポップでおもしろい世界観を大切にするREADY BOXらしい商品で、社会における生理に対する認識を大きく変える力があると思います。

女性がより生きやすくなるといいですね。

三上麗さんの学歴や経歴などの情報や「READY BOX」の「はじめての生理準備BOX」についてのまとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は、一般社団法人「READY BOX」の代表を務める三上麗さんの学歴やこれまでの経歴などの情報や初めての生理BOXを発売するまでのエピソードをまとめさせていただきました。

三上麗さんは、高校生のときに性に関する問題だけでなく、貧困、環境、格差、社会が抱える様々な問題に目を向けます。

三上麗さんの凄いところは、障害をはじめ様々な問題を抱えていてる人たちを自ら支援する活動を行いながら起業家として、どのような事業を展開するか常に模索し続けたことです。

その結果、沢山の人たちが三上麗さんの思いに賛同して、短期間でREADY BOXの立ち上げと初めての生理BOXの販売にこぎつけることが出来たのだと思います。

READY BOXのECサイトにて、募金を募っていますので、三上麗さんと三上麗さんの活動に興味を持たれた方は、ぜひ一度サイトをご覧になってください。